人生最大の試練~祈・乳がん撲滅 [雑感]
【乳がん撲滅を願って・・・】
四十年間の自分の人生において、最も悲しい出来事がありました・・・
2010年3月9日 午前5時30分
2人きりのきょうだいである、我が姉貴が乳がんの再発・転移により46歳で天国に旅立って行きました。
自称クールで普段、感情を表に出さない私ですが、、、今回ばかりは究極の悲しみに、涙をこらえることは出来ませんでした・・・本当につらいです
2006年に姉貴が乳がんを患った事を知ったとき
去年の秋に癌の再発・転移を知ったとき
いつかこんな日が来るかもしれないと思い、姉貴になんて声をかけたら良いのか、自分は姉貴の為に何をしたら良いのか、全く考えることができず、本当にショックでやりきれない気持ちで一杯でした。
でも、その事を誰にも打ち明けることは出来ず、無駄に半年間が過ぎてしまいました。
結局は事実を受け入れることを逃げていただけかも知れません。
今思うと、後悔しても後悔しきれない気持ちでいっぱいです。
そして運命の3月・・・
もうだめかもしれないとお袋から泣きながら電話が来た時
死の前日に見舞いに行って、最期の戦いに精一杯頑張っている姉貴に会った時
臨終の知らせを受けて、しばらく放心状態で身動きする事すら出来ず、、、何とか気持ちを奮い立たせて病院へ向かった時
自宅へ帰って安らかに眠っている姉貴に線香をあげた時
納棺の日、姉貴の亡骸を抱きかかえた時
斎場へ向かう為に大勢の近所の方々に見送られて自宅から出棺した時
通夜の式場で、親族の席に座って涙をこらえていた時
告別式で棺の中に沢山の花を飾って最期の別れを告げた時
火葬炉の扉が閉まった瞬間
真っ白な姉貴の遺骨を拾った時
こんなにも辛い出来事が、わずか一週間の間に容赦なく自分を襲って来ました・・・自分的に、いっぱいいっぱい、限界でした。
大切な人を亡くすって事は、本当に言葉では言い表せない程つらく悲しい事です。
時間は止まらないし戻らない・・・わかっていても可能ならばせめて5年前に戻したい・・・
もしそれが出来るなら、自分の命の5年間を神様に捧げてもかまわない・・・
そうしたら、無理やりにでも検診に連れてくのに・・・今この瞬間も一緒に笑っていられたのに・・・
どうしようもないことは分かっているのにそんな事ばかり考えてしまいます
後悔先に立たず・・・心から実感・痛感した3月でした
姉貴・・・
6歳年下の頼りない弟を今までいろいろフォローしてくれて本当にありがとう・・・これからは、俺たちのおやじとお袋、姉貴のだんなさんと2人の子供たちの事は俺がしっかりフォローします!
だからこれからの事は心配しないで、安らかに眠ってください。
そう遠くない未来、俺たちあなたの家族はみな、そちらへ行きます。
その時は、みんなのことを笑顔で迎えてください。
毎日あなたの事を想い祈っています。
合掌
34年前・・・姉貴の小学校卒業式の日・・・
40年間、いつもやさしく俺を包んでくれた姉貴、、、ありがとう・・・
散る桜、残る桜も散る桜
Bye!
コメント 0